IT業界へ転職

IT業界へ未経験で転職した場合のキャリアパスにはどんなものがある?

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IT業界の仕事は様々な経験を積めますので、その後の「※1 キャリアパス」も豊富です。たとえば最初はプログラマーで採用されたけれど、数年後はシステムエンジニアなど別の仕事をしているというケースも多々あります。

本記事では、これからIT業界に未経験で転職を考えている方に向け、システムエンジニア/プログラマー/WEBデザイナー/WEBクリエイターそれぞれの職種で、将来描けるキャリアパスについて紹介していきます。

※1「キャリアパス(Career path、直訳すると「キャリアを積む道」を意味する)」とは、企業の人材育成制度の中でどのような職務にどのような立場で就くか、またそこに到達するためにどのような経験を積みどのようなスキルを身につけるか、といった道筋のことをいいます。

キャリアパスとは | 人事用語集・辞典 | 人事のプロを支援するHRプロ

目次

システムエンジニアのキャリアパス

ITシステムを設計する「システムエンジニア」。システムエンジニアのキャリアパスとしては次のようなものが用意されています。

キャリアパス①「ネットワークエンジニア」 年収:★★★☆☆

システムエンジニアとして働くと、サーバー・ネットワーク関連の理解が深まります。それを足掛かりに、ネットワーク面のシステム設計を専属する「ネットワークエンジニア」に転身も可能です。

キャリアパス②「プログラマー」 年収:★★☆☆☆

システムエンジニアとして働きつつ仕事でプログラミングも吸収していけば、将来「プログラマー」に転身する事も可能。

一般的にプログラマー→システムエンジニアのイメージがありますがその逆もあります。プログラマーはシステムエンジニアより平均的な年収は低めですが、伸びしろの上限が高め。腕を磨き各プログラム言語のスペシャリストとなればシステムエンジニアの年収を越えることもあり、途中から敢えてプログラマーに転向する方もいます。

キャリアパス③「プロジェクトリーダー(PL)」 年収:★★★★☆

システムエンジニアの最もポピュラーなキャリアパスです。システムエンジニアはITシステム全体を見通す仕事に関わるため、ゆくゆくはそれをさらに上位で纏める「プロジェクトリーダー(PL)」に抜擢されやすいです。システムエンジニアの場合、経験年数や年齢が上がると徐々にプロジェクトリーダーのようなマネジメントポジションにシフトされていくのが一般的。

キャリアパス④「プロジェクトマネージャー(PM)」 年収:★★★★★

IT業界のマネジメント職最上位となる「プロジェクトマネージャー(PM)」。システムエンジニア→プロジェクトリーダーとステップアップしたその先に待っている職種です。プロジェクト全体を統括する立場となるため難易な仕事ですが、その分収入は高め。ただし席自体が少ないため、プロジェクトマネージャーになれるのは高い経験と実績のあるごく一部のエンジニアのみです。狭き門。

キャリアパス⑤「ITアーキテクト」 年収:★★★★★

「ITアーキテクト」は、ITシステムの根本的な立案を行う仕事。技術的側面からだけでなく、経営面、ビジネス面の多角的な視点で「どういったシステムをつくるか」を立案していくため、幅広い分野の知見が必要となります。ITアーキテクトは、マネジメントではなく技術者としての上級職種であり、いちエンジニアとして到達点となる職種の一つ。

【システムエンジニアのキャリアパスのポイント】

システムエンジニアの場合、駆け出しのうちはいち技術者としてシステム設計を担当しますが、ゆくゆくは「プロジェクトリーダー」、「プロジェクトマネージャー」といったマネジメントする立場にキャリアアップしていくケースが多め。このため早くから技術力だけでなくマネジメント力も磨いておくことも大切です。

プログラマーのキャリアパス

プログラミングの専門家である「プログラマー」。プログラマーのキャリアパスとしては次のようなものが用意されています。

キャリアパス①「システムエンジニア」 年収:★★★☆☆

プログラマーも経験を積むとITシステム全体を見渡せるようになりますので「システムエンジニア」に転身しシステム設計に携わる事も可能。システムエンジニアの方が平均年収としては高いため、転身するプログラマーはやはり多めです。

キャリアパス②「プロジェクトリーダー(PL)」 年収:★★★★☆

プログラマー→システムエンジニア→プロジェクトリーダーとステップアップしていくケースも勿論あります。プログラマー出身のプロジェクトリーダーは、プログラミング面にも深く精通しているため、時にシステムエンジニア出身のリーダーより上手くチームを纏められることも。

キャリアパス③「他業界のプログラマー」 年収:★★★☆☆

プログラミング言語をマスターすれば“IT業界外”のプログラマーとして活躍することもできます。例えば「自動車や電化製品などのハード系のプログラマー」、「ゲームソフトのプログラマー」など、全く違う業界のプログラマーとして働けることも。

キャリアパス④「生涯現役プログラマー」 年収:★★★★☆

プログラマーはシステムエンジニアより職人色の強いIT技術職ですので、マネジメント職にはいかず生涯現役として活躍するケースもあります。「プログラマー35歳定年説」のような物言いもありますが、実40歳50歳になっても現役で、若手より活躍しているプログラマーもいます。プログラムが三度の飯より好きな方はこういったキャリアを描くことも可能。長年プログラミング経験を積みスペシャリストとなったプログラマーは、時に驚くべきほど高待遇で働けることも。

キャリアパス⑤「フリーランスプログラマー」 年収:?????

プログラマーはフリーランスとして独立しやすい職種でもあります。ある程度プログラミングスキルを習得すれば、比較的簡単に独立は可能。年収的にはピンキリですが、上手くすれば正社員以上の収入を得られることも。

【プログラマーのキャリアパスのポイント】

プログラマーも「プロジェクトリーダー」などのマネジメント職に進むことは可能です。とはいえプログラマーの場合は、いち現役の技術者としてプログラミング作業を行っていく人が割合としては多めです。

WEBデザイナーのキャリアパス

WEBサイトのデザイン周りを担当する「WEBデザイナー」。WEBデザイナーのキャリアパスとしては次のようなものが用意されています。

キャリアパス①グラフィックデザイナー 年収:★★☆☆☆

「グラフィクデザイナー」は、パッケージのイラスト/パンフレットの表紙/ロゴ/キャラクターなどのデザインを担当する仕事。Illustrator等のデザインソフトを用いて行うため、WEBデザイナーとしての経験も活かせます。“描く”ことに特化したい方は、こういったグラフィック系のキャリアに進むケースが多いです。

キャリアパス②フロントエンジニア 年収:★★★☆☆

「フロントエンジニア」は、WEBサイト上のボタンやアプリケーションなど、ユーザーが実際に目みて触れる部分のデザインやプログラミングを行う仕事です。(目に付かない部分はバックエンドエンジニアが担当)。HTML、CSS、JavaScriptなどWEBプログラミング言語を多用するため、デザイナーというよりは技術職に近い職種。技術職寄りの仕事がしたいWEBデザイナーは、ゆくゆくはフロントエンジニアを目指すケースが多いです。

キャリアパス③WEBディレクター 年収:★★★★☆

WEB業界の上位職である「WEBディレクター」。WEBデザイナーやWEBエンジニアを統括するポジションとなるため、年収ベースは高め。WEBデザイナーとして培った経験も活かせるため、ゆくゆくはWEBデザイナー→WEBディレクターにステップアップするケースも多いです。

キャリアパス④カラーコーディネーター 年収:★★☆☆☆

WEBデザイナーは、WEBサイト上の“色”のコーディネートも担当します。このためWEBデザイナーで積んだ経験を活かし、「カラーコーディネーター」や「インテリアコーディネーター」など、色彩感覚や配色のセンスが必要になる仕事に転身できることも。

キャリアパス⑤フリーランスWEBデザイナー 年収:?????

WEBデザイナーも将来独立し「フリーランス」として活動しやすい職種です。店舗やオフィスを設ける必要もないので、一通りのWEBデザインを経験したら身体一つで独立も可能。フリーランスの年収はピンキリですが、上手く活躍できれば正社員以上の収入を得ることも。

【WEBデザイナーのキャリアパスのポイント】

WEBデザイナーは、デザインでいくかor技術職でいくかorマネジメントにいくか、大きく3パターンが選べます。もちろんWEBデザイナーをそのまま続けることも可能です。

WEBクリエイターのキャリアパス

WEBサイト作りの“全般”を担当する「WEBクリエイター」。WEBクリエイターのキャリアパスとしては次のようなものが用意されています。

キャリアパス①WEBディレクター 年収:★★★★☆

WEBクリエイターは、WEBサイト作りに全般的に関わりますので、そのままさらに深く全体を見渡す「WEBディレクター」というコースもあります。特にデザインやWEBプログラミング各分野に精通している方であれば、WEBディレクターに抜擢される可能性も高まるでしょう。

キャリアパス②WEBデザイナー 年収:★★☆☆☆

WEBクリエイター→WEBデザイナーは、近い職種ですので比較的転身しやすいケースです。WEBクリエイターとしてデザインの一部を担当することもありますので、そのまま深入りしWEBデザイナー専任になることも。IllustratorやHTML、CSS、JavaScriptの理解を深めていくと、より転身しやすいでしょう。

キャリアパス③フロントエンジニア 年収:★★★☆☆

WEBクリエイターも「フロントエンジニア」への転身が可能。それまでエンジニア寄りの仕事を担当する事の多かったWEBクリエイターであれば、尚更抜擢されやすいかと。なお「バックエンドエンジニア」は、サーバーやデータベースの知識も必要になってきますので、WEBクリエイター出身だと少々難易度は高め。とはいえこちらも近い職種ではあるため、自主的に必要なスキルを補えば、転身できることもあります。

キャリアパス④:WEBマーケター 年収:★★★☆☆

「WEBマーケター」はSEO(検索エンジン最適化)・アクセス解析・広告戦略など、WEBマーケティング分野を担当する職種です。WEBクリエイターとして働くとこういったマーケティング分野の一部を担当することもありますので、そのまま経験を積み「WEBマーケター」として活躍していくルートも描けます。

キャリアパス⑤:WEB営業 年収:★★★☆☆

「WEB営業」は、対企業や対個人店舗などを相手に、WEBサイトの導入やWEBサイトの改善を持ちかける提案型の営業職です。営業力に加え、WEBサイト作りの知識やWEBマーケティングへの理解も必要になるため、WEBクリエイターのこれまでの経験が活かせます。加えて対話能力やコミュニケーション力が高い方であれば、尚更転身しやすいかと。

【WEBクリエイターのキャリアパスのポイント】

WEBクリエイターはWEBサイト作りの“全般”に関われますので、広範囲の知識や経験が積めます。その分、将来描けるキャリアの幅は豊富。ただし広く浅くになり過ぎると受け皿が無くなることもあるため、自分の強みとなる分野を作っておくことも大切です。

キャリアパスを考える上で覚えておきたいこと

最後に、将来のキャリアパスを考える上で覚えておきたいことをいくつか紹介してきます。

①会社内であればキャリア変更はしやすい

同じ会社内で、たとえばプログラマー→システムエンジニアなど近い職種にキャリアチェンジするのは比較的簡単です。特に新卒募集として育成目的で採用された方や、ジョブローテーションを採用している企業であれば、すんなりと承諾してくれる事も多いでしょう。

②ずっと同じ職種を続けることも出来る

「定年までシステムエンジニアとして勤める」、「年齢を重ねてもWEBデザイナーとして活躍する」、こういうことも勿論可能です。この場合は、いくつになっても現役として活躍できるように、自身の得意分野を突き詰めていく形となります。

③上位のマネジメント職は席に限りがある

たとえば「プロジェクトマネージャー」、「WEBディレクター」などの上位のマネジメント職は席に限りがあります。プロジェクトマネージャー職は一つのプロジェクトで数名程度です。WEBディレクターであれば、一つの企業で一人しか就けない会社もあるでしょう。マネジメント職は数に限りがあるため、全員が全員なれるわけではない事を覚えておく必要があります。

【IT業界へ転職】未経験でも挑戦できる職種と年収・失敗させないための準備

まとめ:

以上、IT業界に未経験で転職した場合のキャリアパスについてとなります。

IT業界は途中でキャリア変更が起きやすい業界でもあります。入社数年後には、「いつのまにか当初採用された職種とは別の仕事をしていた」といったケースもありますので、自分の目指す職種の先にどういったキャリアパスが用意されているかを、転職前に理解しておくことも大切です。

〇参考URL
https://itpropartners.com/blog/10765/

https://itpropartners.com/blog/12418/

https://online.dhw.co.jp/kuritama/career-paths-example-of-web-designer/

https://style.potepan.com/articles/8419.html

 

 

 

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