【IT業界へ転職】未経験でも挑戦できる職種と年収・失敗させないための準備

最先端の技術に触れられ、専門的なスキルも身に付くIT業界。「IT業界に憧れていて転職してみたい!」、「だけどIT業界で働けるのかな」と、意欲はあるけど不安を抱えている方もいらっしゃるかと思います。

IT業界は専門的な分野ですが、未経験で挑戦できる仕事ももちろんあります。本記事ではIT業界に転職を考えている方に向け、未経験でチャレンジできる職種、IT業界で働く上で覚えておきたいポイントを解説していきます。

未経験でチャレンジできるIT業界の職種10選

IT業界では、営業職や事務職といった一般的な仕事に比べ専門的な知識やスキルが必要になります。ただし必ずしも入社前から知識やスキルを持っていないと転職できないわけではありません。中には未経験でもチャレンジ可能な職種も。そのような職種を計10職種ピックアップしていきます。

①キッティングスタッフ

「キッティング」というのは、パソコン等のIT機器を導入するお仕事です。たとえば新しいPCを多数導入したい企業に出向き、パソコンの搬入・初期設定・個別設定・動作確認等を行い、その企業でパソコンを使えるようにするイメージです。

キッティングスタッフはそこまで専門性が求められず「家でPCをよく使っている」、「パソコンが好き」程度の基準で募集されている事がありますので、IT業界の中では入りやすい職種です。

キッティングスタッフの年収は、250万円~300万円ほどが目安。アルバイトや派遣社員として募集されていることもあります。

②テスター

「テスター」とはすでに実装されたプログラムのテストを行う職種です。ゲーム系であれば「デバック要員」と呼ばれることも。プログラムに問題が無いかをチェックし、テスト項目を消化していきます。

テスターは基本的には用意されたマニュアルに沿って作業を行いますので、こちらも専門性はさほど問われません。プログラミングスキルも必須ではないことも(ただしあれば尚よし)。テスターの経験を活かしプログラマーになるケースもありますので、IT業界の入り口として利用できる職種でもあります。

テスターの年収は、300万円程度が目安。プログラマーよりはやや低めです。

③システム運用オペレータ

「システム運用オペレータ」は、すでに出来上がったシステムを監視し、運用・保守していく職種です。基本的には用意されたマニュアルに沿って監視作業や障害対応を行いますので、SEほど専門性は問われず、比較的未経験でもチャンレンジしやすいIT職種の一つ。

将来的に運用設計を担当するSEにキャリアチェンジできることもありますので、こちらもIT業界の入り口として利用できる職種でもあります。

システム運用オペレータの年収は、300万円~400万円程度が目安。運用設計まで可能となるとさらなる年収アップが期待できます。

④SE(システムエンジニア)

IT業界の代名詞的な職種である「SE(システムエンジニア)」。SEは主にITシステムの設計や構築を行う職種です。簡単に言えば、どういうシステムにするのかを考える仕事。そのシステムをどの様なものにするかをチームメンバーたちと話し合い、設計していきます。

SEの仕事ではサーバーやネットワーク周りの知識が必要になりますが、最初は必須ではないことが多いです。むしろチームメンバーと円滑かつ論理的に話し合いや折衝が行える「コミュニケーション力」の方が問われる事が多いです。そのような適正がある方であれば、未経験で採用されることもあります。

なお一見SEと言うとプログラムスキルが必要に思えますが、それほどプログラミングには関わりません(ただしあれば尚よし)。プログラミングが壁となっている方でも、プログラマーよりかはチャレンジし易い職種です。

SEの年収は、500万円~600万円程度が目安。プロジェクトマネジャーなど統括する立場になるとさらなる年収アップが期待できます。

⑤プログラマー

プログラマーは、プログラムの設計・実装・テストなどを行う職種です。C言語やjavaといったいわゆるプログラム言語を使いますので、プログラミングのスキルが必要となります。

したがって全くプログラミング経験が無い方だと転職のハードルは高め。ただしまだ20代の若年層や、人手不足に陥っている会社であれば、未経験でも採用されるケースがあります。

プログラマーの年収は、400万円~500万円程度が目安。SEよりかは気持ち低めです。ただしプログラマーは実力の幅が広く、天才的なプログラミング力を持っている方などですと、年収1000万円を越えるケースもあります。

⑥セールスエンジニア

「セールスエンジニア」は、いわゆるIT業界の営業職です。「自社のソフトウェア製品を企業に提案する」、「ITシステムの導入を企業に提案する」など、営業や交渉的な仕事がメインとなります。

セールスエンジニアといえ扱うIT製品を理解しておく必要があるため、一般的な営業職に比べると専門性が問われます。ただし営業職と技術職の中間的な立ち位置となりますので、SEやプログラマーに比べると求められる技術スキルは低めです。営業経験がある方であれば、それを活かして未経験で転職できるケースもあります。

セールスエンジニアの年収は、450万円~500万円程度が目安。またインセンティブ報酬がある会社の場合、さらに上を目指せます。

⑦ITサポート

「ITサポート」は、ITサポートセンターに所属し、IT製品の質問やトラブルに対して応対する職種です(基本的には電話対応)。コンシューマー向けのITサポート職もありますし、企業内で社員に対してサポートを行うITサポート職もあります。

扱うIT製品について理解しておく必要がありますが、入社時の段階では必須とならないことが多いです。サポートセンターでの経験や、電話応対・顧客応対の経験がある方であれば、それを活かして未経験で転職する事も可能です。

ITサポートの年収は、400万円程度が目安。ただし技術者向けの専門的なITサポート職などはもう一回り年収ベースは高いです。

⑧WEBデザイナー

「WEBデザイナー」は、WEBサイトのビュジュアル的なデザインを担当する職種です。WEBサイトの設計や構築そのものを担当する事もあります。

HTMLやCSSといったWEB分野のプログラミングスキルが必要となり、またphotshop等のデザインソフトの操作経験も求められてきます。ただしWEBデザイナーは個人的にその分野のスキルを習得していれば、実務経験なくとも採用されることも多いです。特にアピールできる作品や実績等があれば、未経験でも転職できる余地はあります。

WEBデザイナーの年収は、400万円程度が目安。ただしWEB系は会社規模や業績によって収入が大きく変わる事がありますので、一概には言えません。

⑨Webマーケター

「Webマーケター」は、WEBサイト運営のマーケティング戦略を練る職種です。WEBサイトを収益化するためのビジネス的な目線を持ち、WEBマーケティングの戦略を練っていきます。

アクセス解析やSEOなどWEBマーケティング分野の知識やスキルが必要となりますが、こちらも個人的なサイト運営やアフィリエイトの経験・実績等があれば、実務経験がなくとも採用されることはあります。

WEBデザイナーの年収は、400万円~500万円程度が目安。ただしWEB系は会社規模や業績によって収入が大きく変わる事がありますので、一概には言えません。

⑩ゲームプランナー

「ゲームプランナー」は、コンシューマーゲームやスマホアプリゲームのプランニングを行う職種です。ゲームの方向性・世界観・システムなどの全体像の企画やチームのマネジメントを行います。

技術職というよりも企画寄りの職種となるため、ゲームプログラミングやゲームデザインの専門スキルは問われない事が多いです。企画やマーケティングの経験があり、ゲーム分野に関心の高い方であれば、未経験からでも転職できることも。

ゲームデザイナーの年収は、400万円~500万円程度が目安。ただしゲーム業界はゲーム作品が大ヒットすると莫大なインセンティブが入るとこもありますので、こちらも一概には言えません。

以上のようなIT職種は、未経験からでもチャレンジできる求人がありますので、これからIT業界への転職を考えている方は選択肢として頭に入れておくとよいかもしれません。

IT業界へ未経験でも転職しやすいケース

IT業界は未経験でもチャレンジ可能ですが、誰もが簡単に転職できるわけではありません。ここでは“未経験であっても転職しやすいケース”をいくつか紹介していきます。

転職しやすいケース①:年齢が若い

まだ20代で「年齢が若い方であれば、完全未経験であってもIT業界で採用される事は多いです。20代の若い方であれば、企業側も将来の活躍を期待し人材育成も含めて採用を掛けているケースが多いため、たとえ入社時の経験やスキルが乏しくとも転職し易いです。これはIT業界でも同じ。

転職しやすいケース②:人手不足の会社

IT業界はまだまだ伸び盛りの業界のため慢性的な人手不足を抱えています。中でも、たとえば「立地が悪く通勤がしにくい会社」、「まだまだ出来て間もない会社」など採用が埋まりくい会社ですと、余計に人手不足を抱えていることがあります。そのような猫の手でも借りたい会社であれば、未経験でも採用される可能性は高くなってきます。

転職しやすいケース③:“派遣型”のSEやプログラマー

SEやプログラマーは、正社員であっても「プロジェクト派遣型」の形態をとることがあります。外部のプロジェクトに派遣され、派遣先に常駐し仕事を行うイメージです。この形態は社内で仕事をする社内SE/社内プログラマーよりやや人手不足の傾向があるため、未経験であっても採用されやすい傾向があります。

転職しやすいケース④:自主的に学んでいる

知識やスキルが無くともIT業界へ転職できることもありますが、あるに越した事はありません。

  • 自主的にプログラミングスクールなどに通って勉強している
  • 自主的にIT関連の資格を取得している
  • 自主的にプログラムを作ったりWEBサイトを作ったりしている

こういった経験があるとアドバンテージになり、同じ未経験のライバルに差を付けることができます。

IT業界の転職を失敗させないために準備しておくこと

未経験の方の場合、やはり下準備なしに転職に挑むと失敗してしまうケースがあります。また、晴れて転職できたとしても、あとあと後悔することも。ここではIT業界に転職を失敗させないために、事前に準備しておくべきことをいつくか紹介します。

準備しておくこと①:IT業界を理解する

IT業界とひとことに言っても幅広いです。たとえば同じプログラマーでも、ソフトウェア系・ハードウェア系・WEB系・スマホアプリ系など様々な分野があり、どの分野のプログラマーになるかで、仕事内容や求められるスキルは変わってきます。また派遣型プログラマーor社内プログラマーでも仕事の進め方や職場環境は変わってきます。

  • IT業界ではどんな仕事があるのか
  • 自分の目指す仕事はどの分野に属するのか
  • その仕事では何を行うのか

これらを事前によく調べ理解しておくことが大切です。

準備しておくこと②:キャリアプランを計画する

たとえばプログラマーに転職したとしても、一生プログラマーで働くとは限りません。

  • プログラマーからSEになる
  • プログラマーからプロジェクトマネージャーになる
  • フリーランスのプログラマーで独立する

このように将来的には違う仕事をしている可能性もあります。自分が進む職種の先にどんなキャリアプランが用意されているのか、将来的にどうしていきたいのかも事前に考えて置くことが大切です。

準備しておくこと③:資格を取得しておく

IT業界で働く上で、法的に特別必要な資格というのはありません。また資格が必須となっている求人も少ないです。ただし以下2つの資格のどちらかは取得しておくと転職がし易くなります。

  • ITパスポート試験
  • 基本情報技術者試験(FE)

この2つはIT業界への窓口とも言える資格。資格の勉強を通じて、IT関連の基本的な知識やプログラミングの基礎などを学べますので、下準備として意味を成します。また「自分はITに関心があるんだ!」、「ITの仕事がしたいんだ!」と採用担当者へのアピールともなりますので、取得しておくに越した事はないです。

未経験からIT業界への転職についてまとめ:

以上、未経験で挑戦できるIT業界の職種についてとなります。

一時期IT業界は先行き不安とも言われていたこともありましたが、IT需要は留まることを知らず、昨今は「今後も伸びていく業界」と言われています。未経験の方にも比較的広く窓口を開いている業界ですので、意欲のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

〇参考URL
https://www.internetacademy.jp/it/management/it-basic/it-industry-map-and-four-occupations.html

https://www.internetacademy.jp/it/management/it-basic/market-size-and-future-trends-in-it-industry.html

https://career.levtech.jp/guide/knowhow/article/527/

https://agent-guide.com/%EF%BD%89%EF%BD%94%E7%B3%BB%E3%80%80%E8%BB%A2%E8%81%B7%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88%E6%B4%BB%E7%94%A8%E6%B3%95/it%E6%A5%AD%E7%95%8C%E3%81%AE%E8%81%B7%E7%A8%AE%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%AE%EF%BC%9F/

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